三島よし美の作品集-彫刻/陶磁器

アトリエベレット講師、三島よし美の作品集です。


2020年7月、京都・丸太町の町屋ギャラリー「ぱるあーと」様で展示しました。




Two face/二面性

私の中のもう一人の私が姿を現し
あなたをじっと見つめます。
真理は実際に複数の正しい答えがあると多元論者の
ウイリアム・ジェームスは言っています。
自分の中の二面性という体験は自分の意志の働きがなく
次元の高い力に掴まれているようです。言語化できず本人しか
分からない。それを形にしてみました。素材は陶です。


2018年12月、大阪・中津のピアスギャラリー様で展示しました。


「間の世界」楽器としての彫刻

其々、違った音を奏でていただくことで彫刻と交信できました。
そして彫刻と観賞者の距離が近くなりました。

アトリエベレット
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大阪(ギャラリー菊)にて、作品を楽器としてゲストに体感して頂く試みをしました。
アトリエベレット
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「間の世界」野外、自然の中の彫刻​​

「間の世界」 陸前高田の海
この作品は生きているとも死んでいるともまだ決まらずにいる人がテーマです。
人の記憶は何をわすれ、何を覚えているかは個人にゆだねられています。
しかし「社会として記憶するものがある。」
として私はこの作品を制作しました。この作品は(ばち)を使って叩き
音を奏でることができます。
観賞者に作品と交信してもらうためです。
音階はありません。
音階とは人間が決めたもので
この作品は風や湿度 叩く人で音はかわります。自然にゆだねています。

アトリエベレット
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陶磁器

文明発達した21世紀に生きている私たち
紀元前にいきた女性
共通のものは女の性という中で悲しみや痛みを受けていると思います。そして消えません。

私は女性の強さとやさしさを体の中心に深く入れて決して傷つかない
外敵から壊されぬような卵よりも硬質で口に入れると異物感が強い
そんなもので女性を守りたいと思いました。
そして美しく表面は輝いていてほしいと。

私は陶磁器という素材感に女性の強さと優しさを閉じ込めて表現。
陶磁器の白は女性の内面を守る強さです。
土と釉と窯と炎
自然界の素材は何一つわたしの支配できるものではありません。
あえて身を任せて制作しました。


楼蘭の人/大和の人
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2016年、日米作家国際交流展に出展しました。

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