三島よし美の展覧会2026 NEW!

三島よし美の個展「暁・早春・一角獣」を
奈良のNORR COFFEE ROASTERSさんで開催いたしました。


作品内容は墨と水彩絵具 コンテなど異素材を一つの画面に取り込み
独自の空の広がりや幻想の絵画空間をつくり出しました。
「内なる神話としての、一角獣の世界」

13歳の時に出会った一冊の児童文学が、私の人生における「私的な神話」となりました。

月夜に姿を変え、消えてしまう愛しき人。その再会を信じて歩む少女の物語は、私にとって単なるフィクションではありません。それは、過酷な現実を生き抜くために用意された、心と脳の「絶対安全領域」でした。

私たちは、目に見える現実だけで生きているわけではありません。論理や効率では測れない「空想の避難所」を心に持つことで、かえって現実と折り合いをつけ、成長していける。そんな人間のたくましさを、私は信じています。

かつては私一人を救うための「内密な場所」でしたが、今、それを絵として差し出したいという欲求が生まれました。このファンタジーが、誰かの孤独に寄り添う一助となるのなら、これに勝る喜びはありません。